2010年 08月 08日
ひとり ひとり ふるさとは 同じ この 地球
2010年茨城から未来への伝言
被爆ピアノのコンサートに行ってまいりました。
飯島晶子さんの臨場感あふれる朗読に心を打たれました。
人間国宝、杵屋巳太郎さんの三味線。
この舞台ならではの素晴らしい演出でした。
おおたか静流さんのお声は、不思議な魅力の張りのある美しいお声でした。
そして、谷川賢作さんの優しい平和を願うピアノの音色が心の奥ふかくに刻まれました。
土浦第2高等学校合唱部の皆さんが歌った「ハナミズキ」の美しいハーモニー
そして、クラーク記念国際高等学校パフォーマンスの皆さんの
総勢100名の大合唱「ずっと忘れないずっと頑張るよ」
元気いっぱいのパフォーマンスと歌声に涙が出ました。
おばさんも元気もらったよ。ありがとう!若者達!!
ミサコの被爆ピアノです。
ガラスの破片が突き刺さった跡でしょうか。
照明の関係でしょうね。
その跡が、炎のように見えます。
象牙の鍵盤は軽やかでした。
昭和7年当初、このピアノ1台で小さいな家が一軒買えるくらい高価な物でした。
ミサコはピアノが姉妹の誰よりも好きな女の子でした。
「ひとりひとり」
作詞/谷川俊太郎
ひとり ひとり は どんなに違っていても
ひとり ひとり ふるさとは 同じ この 地球
♪♪♪♪♪♪
「ふるさと合唱」
山は青き ふるさと
水は清き ふるさと
「ふるさと」この歌をこんなに感動し、声をつまらせ歌った事が、かつてあっただろうか。
地球が「ふるさと」だと考えた事があっただろうか。
こんなに安らぎ、優しい気持ちになっている自分が今ここに存在しています。
これも、平和の証なのですね。
また、土浦市民会館は1000名の観客を収容できる施設ですが、
ほぼ、満席に近いお客様がみえていました。
茨城の平和に対する関心の高さに安堵致しました。
茨城といえば、戦後初めての被爆者を出してしまった県ですから・・
☆被爆ピアノをニューヨークへ☆
過去は変えられないから未来を変えよう。
矢川光則さん。広島生まれ。ピアノ調律師。
被爆ピアノに出会い、2005年から被爆ピアノ全国巡演コンサートをしております。
※ミサコさんは現在もお元気です。
2010年茨城から未来への伝言詳細についてはisaoをご参照下さい。
余談:
私はひとりでしたが、22年ぶりに仲良しだった高校の同級生のご夫婦と、ばったり!
思いがけない出逢いもあって、感謝と感動の1日となりました。
by barber-mary
| 2010-08-08 22:51
| 音楽