2010年 09月 22日 ( 1 )

タフボーイへ

WBC世界S・フライ級王座決定戦「スポーツニュースから転載」
世界1位の河野公平(ワタナベ)に期待が集まったが、2位で元暫定王者のトマス・ロハス(メキシコ)に3―0判定負けを喫し、2年ぶり2度目の世界戦チャレンジも失敗に終わった。
 スコアは 118―109、116―111(2人)と大差がついての敗北だったが、全くチャンスがなかったわけではない。11回まで、サウスポーの試合巧者ロハスにかわされ、リードを許して迎えた最終12回。両者ほぼ同時に放った右フックは河野のほうが一瞬早く届き、ガードの空いたロハスのアゴにカウンターとなって炸裂。たまらずロープに倒れ込むメキシカン。これは耐えたが、河野のラッシュにバランスを崩し倒れ込んだところで、8カウントがとられる。河野には逆転KOの唯一の好機だったが、ロハスも必死に河野の追撃をかわし、終了ゴング。「ロハスはパンチを当てるのがむずかしい相手だった」と潔く敗北を認めた河野。この試合に引退を懸けて臨んだが、最後の最後にあわやのチャンスがあっただけに、「引退はまだ考えられない……」と決断を急がなかった。写真は最終回に河野がロハスをダウンさせたシーン。しかし倒し切れず、終了ゴングに持ち込んだメキシカンが判定勝ちでチャンピオンとなる。
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Pマネさまからのご挨拶から転載

トマス・ロハス選手は元世界チャンピオン、完敗です。
私の言葉では上手く言い表せないのである方の書き込みを貼り付けます。

「勝負は、本当に最後の最後まで分からない。
最後の最後、河野選手は、悲願のタイトルに間違いなく手をかけた。
試合自体は、残念ながら当方の予想通りでロハスの技術が二枚も三枚も上手。
距離も何も全て支配されコントロールされた。
(中略)
河野にもチャンスはあったのである。
それでも、最終ラウンド、当方は無難に捌いてロハスの勝利を確信していた。
ボクシングは最後まで分からない。河野の常日頃の弛まぬ努力と情熱執念怨念
そういった想いと、驚異的なスタミナ・タフネスが最後の最後に勝利の女神の気まぐれを引き寄せた。カウンターの右フックがついにロハスを捉えた。渾身の一撃だった。勝った!そう思った。ロハスの崩れ方は河野の残りの攻撃を防ぐだけの力が残っていないように思えた。もう一発、クリーンヒットを叩き込めば相手の息の根を止めるに充分な一撃であった。だが、ロハスは倒れなかった。それが50戦近いキャリアなのか意地なのか分らないが、ロハスは河野の攻撃から見事逃げ切って見せた。 最終ラウンドでなければ、ストップがかかっても不思議ではない河野の一撃だった。あれが、11ラウンドに飛び出していれば、ロハスは果たして立ちえただろうか?12ラウンド、ロハスが受けに回ったその刹那、一瞬の隙を付いて河野が放った一撃だったのか?最終ラウンドが打たせた一撃だったのか?
河野は世界に手をかけた。
ロハスと再戦したところで、正直勝利することは困難だろう。
河野公平29歳。 最終ラウンド、一瞬世界を掴んだこの気持ち。 終れるはずがだいだろう。
三度目の正直目指して、河野が再起する姿が見たい。
河野選手。最後まで諦めない姿に、本当に諦めてはいけないということを教えられました。
ありがとう。そしてお疲れ様でした。 」

試合開始まで、試合中の「公平コール」は勿論ですが、リングを降りてからの通路。長く続いた公平に対する温かいコールや歓声は一生忘れることはないでしょう。
今後のことはわかりませんが、世界戦ラストチャンス☆はラストファイトだったかもしれません。

二度目の世界のリングを踏ませてくださった会長や関係者のご尽力、 応援してくださった皆様に心から感謝します。
そして、この10年に渡り、公平を友情だけで陰日向となって支えてくれた
イソテツをはじめとする「タフボーイズ」の皆さん!
今回の「日の丸」への寄せ書きのアイディア。
何時に変わらぬアイディアや思いの込められたフライヤーは何度読んでも感動です。
あなた達がいたからここまで頑張ってこれました。 
本当にありがとう!!

試合後、公平本人も皆様にご挨拶に回っていましたが、
会場が広くお目にかかれなかった皆さま申し訳ありませんでした。
プロデビュー戦から10年。30戦目の今回までお付き合いくださった皆様に心から感謝申し上げます。
ありがとうございましたm(__)m。

私が見た河野公平選手

河野公平選手入場
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国家斉唱
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ゴング前
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試合開始
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フック
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ボディー
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そして、私から

会場で叫び、最後は悲鳴だけになってしまった。
言葉にならなかったからだ。こちらがぶっ倒れそうだった。
脳神経が2、3本切れたようだった。
最後に「勝った」と本当に思った。
勝負は、必ず、強い者だけが、勝利する訳ではない。
一瞬の緩みが、隙が勝負を支配する。
公平選手にも、チャンスはあったのだ。
勝利の女神が微笑みかけたのだ。
最後のラウンドを目撃した私は確証した。
タフボーイは、また、チャレンジしてくれる。
私達をあの空間へ誘い、再び一緒に闘うのだ。
ますます、タフボーイに惹かれていく。
これからだよ。タフボーイ!
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by barber-mary | 2010-09-22 11:58 | ボクシング | Comments(10)