人気ブログランキング | 話題のタグを見る

いわきの今の現状を知って下さい。

時事通信社記事を抜粋

「大地震に大津波、原発事故に風評被害。こんな場所は世界中でいわきだけだ」―。
東日本大震災に伴う福島第1原発事故は、周辺自治体の生活にも深刻な影響を与えている。
34万人と県内最大の人口を抱え、市内の一部が屋内退避対象地域に指定された福島県いわき市の渡辺敬夫市長が電話取材に応じた。


 いわき市の放射線量は健康に影響がないレベルだが、
対象地域と報じられて以来、物資が届かなくなった。
水道はほとんど回復せず、食料やガス、医療資材などが不足する厳しい状況だ。
「運転手が嫌がって日立や郡山で物資が止まってしまう。物流だけでなく行政機能もまひしてしまった。
復旧にまったく手が出せない」


 国に訴えかけ、枝野幸男官房長官が会見で「いわき市は安全」と発言して以来、少しずつ物資は届くようになったものの、「運送会社に病院関係者、市の業務を請け負う企業まで怖がって出て行ってしまった。復興だけに全力を挙げたいのに」と嘆く。 「何も説明はなかった。ある日いきなり地図上に線を引かれた」。
市内の一部が屋内退避対象地域に指定された際の状況をこう話す。
国や東京電力からの説明はなかったといい、「正確な情報を何一つ流してくれない」と憤りを隠さない。

「いわき市は安全だと国や県に言ってほしい。そう言えないのなら、避難指示を出してくれ」と訴えた。 



アクセスしていただきまして
ありがとうございます


私の妹の友人がいわき市に嫁いでいます。
上記の市長さんの訴え

とにかく、町はひとけもなくまっくらでガソリンもなく
食べるものもない非常事態

その中、家族はあるだけのガソリンで車を走らせ
4時間並んで幸運にもガソリンが入り
実家のある茨城県までたどりつきました。

残してきた、友人、知人、ご近所の方々を思い
罪悪感にさいなまれているそうです。
皆に「大丈夫だから帰りなさいと・・・・」
後ろ髪を惹かれる思いでいわきをあとにしたそうです。

その友人からこのメールを一人でも多くの人に回して
いわきの実態を知って欲しいというのです。

義援金を送る事以外何もできない私ですが、
これも、救援活動になると思い、深夜アップしました。

読みやすく修正しましたので
皆さん。とにかく最後まで読んで下さい。


Subject: いわきの今を知ってほしくて回ってるメール。


なんとか日本全部に知らせたい!本当のメールなので回してください。

いわきの医療関係者から、皆に広めてくださいとの連絡がありました。
皆のネットワーク使って広めてください。

よろしくお願いします。


<東日本大震災>「薬は残り3日分」 医師「何とか物資を」--福島・いわきの病院
2011年3月17日(木)18:00
「入院患者の給食の在庫はあと5日分。薬は残り3日分。ガソリン不足や家族の被災で出勤できない職員や原発事故を恐れ避難した職員も多い」。
福島県いわき市にある市立総合磐城共立病院の樋渡信夫院長(62)はそう話し、援助を呼びかけた。
病院は福島第1原発から南へ約45キロ。地域の中核病院で、震災当日は約650人が入院していた。
約半数を退院・転院させたが、今も300人余が残る。だが、薬が足りない。

16日に病院職員が薬問屋を回ったが、それでも在庫はようやく3日分。
ガソリン不足と放射能への警戒感からいわき市には薬が運ばれてきにくいという。
原発事故も怖い。医師108人のうち若い研修医8人は院長の指示で避難させた。
他にも避難した医師は多く、残る医師は約60人。医師以外のスタッフも半数近くが欠勤中だ。
看護師80人が「ガソリン不足のため、帰ったら出勤できない」と病院に泊まって支える。
そうした中、新生児集中治療室(NICU)には赤ちゃん4人が残る。体重1000グラム以下と小さく、転院が危険な子たちだ。ミルクは残り数日分しかない。
子どもたちの世話をする本田義信医師(49)は地震以来、1人で病院に泊まり続ける。
「12人いた赤ちゃんのうち、事故が深刻化した15日以降に8人を転院させた。
残る4人の避難を判断するため、この病院で最悪どれだけの被ばくがあり得るか知りたい」という。
心療内科の岩橋成寿(しげとし)医師(52)は訴える。
「病院のそばには原発の近くから300人が避難してきた。
兵糧が尽きるまでは頑張る。何とか物資を供給してほしい」【高木昭午】
by barber-mary | 2011-03-20 01:15 | 生きる